蜃気楼 しんきろう

燦燦(さんさん)と 太陽 注ぐ
まっすぐな道を 歩きはじめた

もう過去には もどれないから
ひたすらに 未来 切り開くのさ

蜃気楼 小さな出会いがあり 淡い恋もあり
急に 浮かんでは 消えて

いまは 旅の途中である 旅の途中である
ずっと 果てし無くである

なぜだい 近づけば遠ざかる
蜃気楼をつかむ 旅さ

カラカラに 乾いた 大地
ひと粒の雨が 静かに落ちて

ああ花咲け 実りを待とう
蒼蒼(あおあお)と 恵み 夢をたたえよ

蜃気楼 風の音を聞き 空を仰ぎ見て
そっと あの人を 想う

いまは 旅の途中である 旅の途中である
ずっと 果てし無くである

どうだい ここまでたどり着いた
蜃気楼の旅は つづく

夕暮れよ 五月雨よ
どこかで見たようで 巡り巡る

蜃気楼 小さな出会いがあり 淡い恋もあり
急に 浮かんでは 消えて

いまは 旅の途中である 旅の途中である
ずっと 果てし無くである

なぜだい 近づけば遠ざかる
蜃気楼をつかむ 旅さ
蜃気楼をつかむ 旅さ
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