月虹

希望へのノブを廻そう
今すぐに僕の方から

喜びはそこにいる
やさしさはそばにいる
なぜ僕は、見失ってたのか

弱虫が首を擡げて
絶望なふりをするけど

暗闇を敷いたのも
その闇を好いたのも
心から、変わりたかったから

未来が向こう側で
こっちを見ているから
君を追いつめすぎる、僕がいる

手をつなぎたいけれど
君の心が温まるまで待つよ

寒空が続いた日々は

迷うけどそこにいる
怖いけどそばにいる
踏み出せない、次の一歩までが

月虹が浮かんでる
濡れた君の瞳に
霞んだ虹よまだ、消えないで

見失った光は
戻ってこない愛の力なくして

駆け出すことはやめた
君の歩幅で僕も歩きたいんだ
いつまでも
×