君がいる窓

君あてのハガキが朝陽の中舞い込む
テーブルの上のエアメール
最後に P.S.彼によろしく なんて書き添えてある

ハガキを指でつまんで煙草に火をつける
君と別れた朝が
ふと心をよぎるもう一年も前のことなのか

晴れた空の一日 失うものもわからないまま
一人になった気ままさに
うかれてたんだ あの頃2人

朝焼けの窓から街並を見おろす
まるで長いバカンスから
帰ってくる君を待ってるようなそんな気がしてる

たぶん今は誰かの胸の中で
幸福な僕らが
揺れる朝の光をまぶしそうに見つめている

晴れた空の一日 失うものもわからないまま
一人になった気ままさに
うかれてたんだ あの頃2人

たぶん今も誰かの心の中で
幸福な僕らが
肩と肩を寄せ合い朝陽の中で微笑んでる
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