役立たず

心 切なくえぐる真実は
時に信じる力を奪う
何処に向けていいかもわからぬ
敵意は
空返事の朝をちょっとだけ呪う

グシャッと胸の奥で何かが潰れ
破片はこの視界をちらかす
でもその欠片拾い上げあなたは言う
「ほら、何処から見てる光る」

疑う弱さに
この憂いの風に
飛ばされぬ重しをひとつ下さい。
ただその温もりに
すがる臆病者を
今 一秒だけ許して。

打算もなにもできぬ
この役立たずの感情が
それでもあなただけは
守りますように
得体の知れぬ明日が
がさつに舌を出したって
阻む壁を乗り越えてく
僕らであるように

見せかけのTruth 蔓延る憂鬱
見えない不安に What should I do?
着飾ったYouth 目を背けスルー
その度にLose 後悔のループ
どっかでまた傷つけ傷つき
闇はすぐそばで俺を手招き
移ろう時代過ぎ行く毎日の中
いつの間にか埋もれて

答えない日々が心蝕み
奪い 憂い 悲しみまた妬み
やり場ない思いに爪を噛み
容赦なく「現実」が嘲笑い
すてばちで打ち鳴らす鼓動
一度は書き殴って捨て去った明日を
拾い破れぬように広げて
何度だって俺は足掻くよ

きっと滑稽な程に
バカ正直な感情が
僕らの「これから」を
救いますように
得体の知れぬ世界が
ある日暴れ出したって
この惑星が孕む想いが
させない

Each of the days いつだって
夢ちらつかせ
現実は寝返って後ろ指を指す
Twice told tales この世界を
見限ってもいい
ただあなたが信じるものだけ守ればいい

まるで屈託のない
その笑顔の裏に
隠し持つあなたの闇を下さい。
ただその温もりに
すがる臆病者を
今 一秒だけ信じて。

打算もなにもできぬ
この役立たずの感情が
それでもあなただけは
守りますように
得体の知れぬ明日が
がさつに舌を出したって
阻む壁を乗り越えてく
僕らであるように
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