かすみ草

あなたを どんなに愛して いたって
どうにもならない 恋でした
好きな花の 着物姿で
待った夜も 思い出
すがりつきたい あなたはいつでも
帰るところの ある人だったわ
かすみ草 愛した女が
泣く日は あなたも 泣いてほしい
飲めばせつなく さめて寂しい
涙 わかって ほしいの

死ぬほど あなたを 愛していたから
黙って別れて あげました
洗い髪のせいに しながら
ひとり頬を ぬらすの
実るあてない 恋だとしってて
なおも あなたに おぼれた私よ
かすみ草 見かけた時には
ひとりの女を 思いだして
今も会いたい だけど会わない
涙 わかって ほしいの

かすみ草 見かけた時には
ひとりの女を 思いだして
今も会いたい だけど会わない
涙 わかって ほしいの
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