孔雀貝の歌

思いは語らず 胸に秘めよう
時は過ぎ去り 忘れ行くから
微笑みをたたえ 生きているのよ
潮風があなたを 連れて来るまで
月降る浜辺に 孔雀貝よ

港の灯りに カモメが騒ぐ
せめてひと時 心閑かに
綺麗な言葉で 明日を詠みたい
悲しさは時折 嘘をつくから
闇の世を照らす 孔雀貝よ

夢から覚めても 覚めない心
月の道へと 歩き出そうか
落ちない涙は 乾かないけど
こんなにもあなたを 愛せるならば
対になれるでしょう 孔雀貝よ

私の思いは 孔雀貝よ
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