太陽になれない

眠れなくて キッチンの隅 ミルクを沸かしながら
パジャマのまま 膝を抱えて あなたに電話してる

悲しいこと 楽しいこと ごちゃまぜの夏だった
街を歩く2人のペース 知らずにズレていたね

歯車が狂い始めたら 直しに来てほしい
あなたのこと好きな気持ち 変わらないけど

太陽にはなれない 輝きは弱くても
月の光のような そんな生き方が好きだから
太陽にはなれない まぶしい夏も終わる
窓を開けた瞬間 カーテンを舞い上げる風が
少し冷たいね

“もうしばらく会わない方が 2人のためね”なんて
私らしくない言葉に 私も驚いたの

好きな子ができたその時は 最初に教えてね
泣き出しても 知らんぷりを してていいから…

太陽にはなれない 夏が来るその前の
2人はもっと ねえ わかりあえてたと思うのよ
太陽にはなれない 輝きは弱いけど
月の光のような そんな生き方が好きだから
太陽にはなれない ごめんね だけど私
夢見ているよ いつか その胸の夜空に浮かんで
あなたを照らすよ
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