風がかわるたび

あいたいときには目を閉じ 胸のアルバム開く
モノクロームの時が鮮やかに輝く

桜の季節の出会いは ちょっぴりぎこちなくて
挨拶する そんなことでさえ震えた

風が変わるたびに ひとつわかり合って
生まれ始めた 暖かくてかけがえの無い気持ちが

みんなが揃えばいつでも 将来の話をしてた
ずっとずっとふざけあうだけで良かった

風が変わるたびに 大切な何かに
気づき始めた でも怖くて言葉には出来なかった

いくたび季節が過ぎても
変わらないものがある
遠く離れても
何をしていても
ずっと想ってる…

風が変わるたびに あの頃に近づく
無邪気なほどに輝いてた何もかも
抱きしめたい…
永遠の風の中で…
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