君恋いさのさ

ただひとり
故里(くに)をはなれて 他国のはてを
流れ浮き草 風まかせ
瞼とじれば ネェ 目にうかぶ
山よなつかし 君恋し

おとこなら
いつかひと花 咲かせてみたい
意地があるから 夢もある
広い世界に ネェ ただひとり
妻と呼びたい ひともある

おもい寝の
夢に見てさえ しがない恋は
とかく涙で 覚めやすい
ままになるなら ネェ なれるなら
晴れて添い寝が してみたい
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