さわって

何気なく呟いた言葉 誰かを傷つけることもある
脆くてひび割れた心 壊しそうで強くさわれなくて

いつだって
嫌われるのが怖くて
仲間外れになることが怖くて
自分らしくいられない
誰かの色に染まってしまう
そもそも自分らしさってなんだろう

愛されたくて愛して欲しくて
誰かに寂しさわかって欲しくて
だけど真実(ほんとう)の自分を見せれなくて
泣いて 泣いて 泣いて ただ泣いて
1人泣き疲れて
また夢を見る 夜が明ける

器用そうなふりしても本当は人見知りで不器用で
落ち込んでるときも無理して笑顔作ってる僕がいる

でもきっと誰もがそうなんだろう
自分だけ辛いとか孤独とか
時代のせいにするのはやめなきゃ

愛されたくて愛して欲しくて
そんな人に早くなれますように
「だけど」と「でも」と「まいっか」を言わないように
前に 前に 前に ただ前に 前に進んでいこう

僕の存在理由 問いただしてみても
答えなんていつも夜の中 夢の中
でも朝陽はまた昇る 僕はここにいる

愛されたくて愛して欲しくて
誰かに寂しさわかって欲しくて
だけど真実(ほんとう)の自分を見せれなくて
泣いて 泣いて 泣いて 泣き尽くして
涙乾いたら

愛されるより愛を伝えられる
そんな人に早くなれますように
情けない自分の背中 叩きながら
前に 前に 前に ただ前に 前に進んでいこう
立ち止まらずに 例え傷ついても
勇気を出して

「さわって」
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