ナツマチ

“夏待ち顔して 梅雨空みてちゃ 子供みたいだ”って
からかい笑った 君がいないのに 夏はもう すぐそこ
太陽にドロリ 溶かされた愛を アイスクリームみたいに
誰が 舐めたの?

君を抱いていられないのなら 死んだほうがましだ
どうにかしたい 夏が来るまでに

人生最高の 一日なんてもう とっくの昔に
終わってしまった そんな気がする どうでもいいけど
男らしさなんて ことにうんざり でも別に 女になる気もないし

君を抱いていられないのなら 今夜ベッドの中
君想いながら ひとりくりかえし

憶えているかい 1999年 夏に世界が終わるなんて話

君を抱いていられないのなら あと2回しか夏が
来なくてもいい 小さくなるくらい くいしばっていた
歯を見せて笑った 夏を待ち
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