会いたいよォ、また…

あれは いつだったかしら?
もうぼんやりしてしまったけれど
あなたに確かに恋した夏があった

走る砂浜 追いかけて
はしゃぐまま たおれこんで
空をみたね

会いたいよ また
あなたの影が落ちる街の
眩しさの中で

言い出せずに
しまったままの「好きだよ」を
南の風に溶かしたの

あなたが通り過ぎてから
いくつかの季節泣いたけれど
人は簡単よ また出会い愛しあった

でも美しい恋はただ
あなただけ心すべて
夢中だった

時が過ぎても
あの夏だけは終わらないよ
眩しさの中で

聞かないまま
ごまかしていた「さよなら」を
黄昏空に燃やしたの

会いたいよ また
あなたの影が落ちる街の
眩しさの中で
言い出せずに
しまったままの「好きだよ」を
南の風に溶かしたの
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