渚にて

真夏の渚にて ほら何か通り過ぎる
熱い日差しに灼かれ 何もかも忘れてしまう
浪の音 潮風 子供たちの笑い声は魚になり私どこかへ

真夏の渚にて いま何か通り過ぎる
名前も時間も消えて 何もかもカラっぽになる
ギラギラと乾いて 太陽は優しく目を細めて静かに私を見る

真夏の渚にて ほら何か通り過ぎる
熱い日差しに灼かれ 何もかも忘れてしまう
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