異郷の空に

国を出るとき よろずの神に
立てた誓いが 伊達(だて)じゃろか
国のためとて 満州の野辺に
かねて覚悟は 野晒しよ

赤い夕陽が 胡沙(こさ)吹く風が
なんで今さら かなしかろ
大和ごころは 男の意気よ
弾丸(たま)の吹雪も なんのその

燃える心は 祖国のために
花と散る日を 願うまで
さっさ散れ散れ 晴がましくも
この身花(みはな)なら 男子(おのこ)なら
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