土佐のかつお船

千尋(ちひろ)の海原 押し分けて
見ろよ黒潮 かつおが来たぞ
よさこい土佐沖 一本釣りの
踊る 踊る手練(しゅれん)の 太竿が
朝日にしなるぜ ああ 雄哮(おたけ)びだ

漁場は男の 魂(たましい)だ
土佐のいごっそう 父親ゆずり
噴き出す汗玉(あせだま) みなぎる闘志
胸を胸を叩いて 仁王立ち
かつおよぶつかれ ああドント来い

恋心(こころ)も乗せたぜ 帰り船
可愛いあの娘が 待ってる港
まっ赤な夕日に しぶきの華が
どんとどんと弾ける 土佐の海
大漁祝いだ ああ かつお船
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