アネモネ

窓に吹きかけた白いため息に
君の名前をなぞったら流れ落ちた。。
あのね?こう見えて私強くないの
今も震えだすこの手が止められない

I wanna see you. Just one day...
届かない想いだけを胸に抱きしめて
いつまで続くの?
何年経っても変われないこの未熟な想い 彷徨(さまよ)うの

刻み突き刺さる音は宙に舞うわ
君の名前を叫んでも届かぬまま

I wish you were here now...
わがままな心理学が脳を蝕(むしば)んで
悪気無く今日も
許されない犯罪を何度も繰り返しては…

あなたの部屋に明かり灯される度に
あなたの影は行ったり来たり
「ねぇ…どんな時も側にいるよ」
覗き込む私の左手に
昨日裂いたあなたへの想い
「ねぇ…苦しい程あなたを愛してる」

誰にでも甘くふんわり微笑む顔を私に向けてよ
一度だって触れた事の無いその体を私の小さな舌で…

あなたの部屋に明かり灯される前に
ドアに掛けたアネモネはどこへ?
「ねぇ…どんな時も側にいたの」
微かに見えるあなたじゃダメで
目の中を全て埋め尽くして
あぁ…望む程に深く刻まれ

私まだ 満たされず 今日も 部屋の前で
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