夜明け前の浜辺

あたりをおおう 波の音
砂の上に 横たわり
僕の声を からだで
君は受けとめ 目をとじる

丸い月が 名残り惜しげに
海に浮かぶ 星空
夜明け前の 浜辺で
二人を照らす うすあかり

夜明け前の 浜辺に
残る波の 遠い独言
×