君が大人になってしまう前に

昨日の弱さを今日の強さに変えて またね ほらね 大きくなったね
はしゃいでる君の背中がなんだか

「想いと言葉で伝えていかなきゃダメ」僕の中の僕が言うんだよ
でもそれはどんな風にしたらいいの?

孤独を感じて涙流すなら 隣にいるから 心配は要らないんだよ
自分が誰で、何を知って、何のために生きてくのか
君はきっともうすぐわかっちゃうんだね

君が大人になってしまう前に 何かを残さなきゃ あれでもこれでもない
時の花びら ひらりひらり舞い散るばかりで 本当は焦ってる
笑顔の裏側 ばれないといいな 強く優しく見つめる

「暖かい心でただ包み込んであげよう」いつか聞いた気がするんだよ
できるだけしてるつもりなんだけど

時々怒って強い言葉を吐いても はてな浮かぶ なんか違うんだよ
それだけじゃ伝わらないこと あるかも

痛みを背負ってくじけそうになったら
大丈夫、大丈夫 の魔法をかけてあげよう
いつか段々君にとって必要なくなっちゃうけれど
それこそが未来への許可証なんだね

君が大人になってしまう前に 何かを届けなきゃ あれでもこれでもない
誰かのサイズ似通らせるルールなんてない事 段々と気づいてる
「君は君でいて」簡単に言えたなら 苦労ないよ だけどね

沢山の大嫌い 沢山の大好き 沢山の現実と 沢山の未来写真
可能性という名のリボンをつけてさ
君は確かに 確かにもう受け取ってるから
自信を持って、胸を張って、目を開いて、さあ前を見て
そうだこんな日のため 君を見つめてきたんだからね

朝日が照らし出した君の旅路 迷わず歩き出せ 一歩ずつ 一歩ずつさ
背中は遠くなっていくけど 淋しいはおあずけ 笑顔でいなくちゃ
溜め込んだ涙は持ち帰るからね いつか話すよ

君が大人になってしまう前に 届けたいのはきっと あれでもこれでもない
君が悩んで迷いながら選び出した事 十分知ってるんだよ
だから心から笑って送るよ 「強く生きてね 元気でね」
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