うぶげのきもち

いつもきみの瞳に映ってる 嵐のようなときめき
東京タワーのてっぺんで 今日こそピシッときめようなんて思ったのに

ダウン脱いだ Tシャツのきみが
ぼくのひじに当たる度に 胸がきゅんと痛むんだぜ

ぼくがぼくらしくいるために きみに出逢えた気がする
きみが気づかせてくれた せつなく揺れるうぶげのきもち

きみは大きな声で笑うし 何でもおいしいおいしいって食べるんだ
双眼鏡をのぞきながら 日比谷の野音はあっちなんて指さす

高い場所は 早起きより苦手さ
だけどきみがスキだから 全然OKだぜ

半日あったできごとを きみは面白そうに聞く
どんなに疲れてても やさしい気持ちにさせてくれるね

おちこんで悲しい時も きみと笑っていたい
ドキドキしてる瞬間が 少しずつ東京の街をそめてく

きみがしわくちゃになった時の笑顔見てみたい
だからきみに決めたのさ 今度の休みに神戸へ行こう

夕陽が窓を照らす頃 きれいな富士山見えた
ぐるっと3周しよう 星空になるまで一緒にいようよ

ぼくがぼくらしくいるために きみに出逢えた気がする
天使が羽根をくれたんだ 空を飛べそうなうぶげのきもち
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