空っぽの気持ち

等身大の抱き枕を買った
一人ぼっちの夜がなぜか眠れない
最近ちょっと酸素欠乏気味
君や時間や何かがたりない

アタシと言って電話をよこす女
こっちはあんたなんかに用事は全然ない
やんちゃにやって若さで乗り切ってた
そんな生き方も懐かしい

悲しむは我が暮らし
なぜか空箱なんかが
自分と重なって捨てられぬ

空っぽの気持ちが 心が渇いてる
言い訳ばかり上手に使うようになって
自分だけの為に出し惜しみしてた
愛も僕の心も熱く変われ

学生時代からの親友さえ
3ヵ月以上も音沙汰がない
こんな夜中に洗濯機回す
渦の中に思い出消える

先週の連休雨に降られた
近ごろとんと良い事なんて無い ない ない
台本通り人生は進む
シアワセって奴味わってみたい
骨の随までしゃぶり尽くしたい

ドアノブにぶら下げた
コンビニ袋の中に
空き缶ばかりがまた増えてゆく

空っぽの気持ちが 心が渇いてる
今日もまたダルさにねじ切れそうになる
自己満足ぐらい出来たらいいな
日々よ忘れた夢よ何処へ行くの

空っぽの気持ちが 心が渇いてる
言い訳ばかり上手に使うようになって
自分だけの為に出し惜しみしてた
愛も僕の心も熱く変われ
×