机の上に咲く花

如雨露で毒を注がれた 花たちが枯れてゆく
大切なもの守るための 傘を広げる勇気さえなくて

優等生の真似事を いつまで続けるつもりなの?
答えられない 空っぽな胸 虚しさだけが響いてた

レールの上を歩こうとしても 幸せとは何か違うって
気づいたら 蛍光灯の下で 僕らは何を望めばいい?

本当は見つけてほしくて

この世に君の代わりはいない だから最後まで意味がある
鋏なんかじゃ断ち切れない 思いを高く掲げてよ

一つの花を咲かせることさえ 簡単にできるわけじゃない
覚悟を決めて何か捨てるより 守り続けるほうが難しい

なりふりかまわず努力を重ねて 詰め込まれて 育ってきたのに
おかしいと思うことを一つも 変えられずに やり過ごしているだけ

比べてばかりの社会に生きても 数字に呪われないで
一番になれなくたって ここにいると答えてよ
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