雨の雫

雨の雫を見たの
乾いた土の上に
きらり きらり
色濃く舞い降りてく

涙が頬をつたう
渇いた心の中
ふわり ふわり
静かに潤してく

まるで 一枚の絵画のように
時を止められる魔法があれば
せめて この一瞬を永遠に

いくつもの朝と夜
移り行く春と秋
越えて いつか
大人になって行くの

まるで 作られた映画のように
だけど 真実を綴っているの
すべて この一瞬を永遠に

まるで 作られた映画のように
だけど 真実を綴っているの
すべて この一瞬を永遠に
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