プレゼント

街路樹に秋の風
通りを吹き抜ける
触れたら崩れそうな
落ち葉を集めて

ため息の時は流れ
気持ちは空回り
手紙を書いてみては
何度も破いて捨てた

私の負けね
貴方に会いたく
なるばかり
なるばかり

いくら泣いても押し寄せる
貴方からのプレゼントは
3年目の心の奥に
グサリと突き刺さる

馴染まない太陽に
青い空細める
下ばかり見てるから
誰かの足跡辿る

私の負けね
貴方に会いたく
なるばかり
なるばかり

いくら泣いても押し寄せる
貴方からのプレゼントは
3年目の心の奥に
グサリと突き刺さる

いくら泣いても押し寄せる
寂しさという名のプレゼントは
欲しくないの
貴方の胸に
返しに行かせてよ
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