とある季節のダイアリー

くだらない夢でめざめたマンデイ
でかけに郵便受けを開けてみる。
彼からの贈り物はナッシング ナッシング

携帯をならすのは前の男。
うすっぺらい愛のコトバを聞いて眠る チューズデイ
窓に映る三日月をながめて。

重いラブソングが生まれたウェンズデイ
ありったけの想いをペンにのせた。
郵便受けはからっぽのままだけれど。

ひどく頭の痛いサースデイ
60年代の名曲をかけながら
今日はどこにも行きたくないのだ。

甘い告白をされたフライデイナイト
「君しかだめなんだ」「だったら今すぐきてよ」
待ちながらのぞく カラの郵便受け
サタデイナイト
伝えたい言葉はいつも伝わらない。
どんなラブソングを作ったとしても
かんじんな想いはまだここにある。

となりの寝顔みてめざめたサンデイ
シャツをはおって階段おりてみる。
郵便受けはまだからっぽなままだけど。

伝えたい言葉はいつも伝わらない。
かんじんな想いはまだここにある
ほっとしたマンデイ 力がぬけたチューズデイ
ウェンズデイ 贈り物はとつぜんやってくる。
フライデイ 「グッバイ」アンド「ひさしぶり」
まだここにある想いを引き出したサタデイ
重いラブソングが生まれたサンデイ
とても真っ白であたたかい サンデイモーニング
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