2a.m.

高速へとつづく橋の上
誰も眠りにつけば
黒い海に真珠の灯りが
ちりばめられる

ここから見える景色が
一番綺麗だって
教えてくれた横顔
今も忘れられず

戻っておいでよ
過去を沈めて船が出てゆくけど
どこにもゆけない
汽笛が聞こえる

あの夜から眠れなくなった
心ひきずりながら
午前2時にこの橋の灯りは
悲しく消える

背中を強く叩いて
最後何か言ったよね
あの時 聞き返せずに
君は走りだした

悔やんでしまうよ
君を追いかけられず放し切れず
どこにもゆけない
もう一度逢いたい

戻っておいでよ
過去を沈めて船が出てゆくけど
どこにもゆけない
汽笛が聞こえる

戻っておいでよ
元に戻せる夢を見つけたなら
ふたりで暮らそう
迎えにゆくから
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