“D”

彼の微笑む顔 仕草のひとつひとつを 私は
愛おしむように ただ見つめていた
こんなに近くにいる なのにとても遠い 私は
自分の無力さが悲しかった

群集の中で 際立つような
鮮烈な光 放ち続けていられたら

彼の心に触れたい
風の吐息のように
彼の心に触れたい
いつの日か

彼のまっすぐな視線にとらえられて 私は
しばらく 身動きが出来なかった

群集の中で 際立つような
鮮烈な愛を 送り続けていられたら

彼の心に触れたい
水のせせらぎのように
彼の心に触れたい
いつの日か

愛するだけじゃ生きられない
誰かに愛されたいから
Oh, please...

彼の心に触れたい
風の吐息のように
彼の心に触れたい
いつの日か

彼の心に触れたい
水のせせらぎのように
彼の心に触れたい
いつの日か
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