逢えて…横浜

泣くのはおよしよ 逢えたじゃないか
ずっと今夜は 側にいてあげる
港の灯りが 雨に滲んでる
あの日のように霧も 二人を包む

もっとお寄りよ 髪が濡れてる
お前がいとしい 帰したくない
何処か遠くへ 連れて行きたい
涙が笑顔に 変るものなら

グラスを傾け 語り明かそうよ
時を忘れて 今は二人だけ
どんな話も 聞いてあげるから
昔のようにもっと 甘えて欲しい

細い指先 冷た過ぎるよ
この侭どこへも 帰したくない
雨の横浜 濡れてせつない
涙はこの手で 拭いてあげよう

お前ひとりを 泣かせはしない
あふれる涙は 真珠に変えて
恋の横浜 夢の果てまで
離しはしないよ 今日から二人
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