男旅

背負えぬほどの 男の荷物
お前にゃすまぬと 何度も詫びる
春夏秋と 季節の中を
新たに向かう ひとり旅

桜の花に 帰れぬ故郷(こきょう)
ホタルのあかり 何年見ずか
乗り継ぐ夜汽車 涙がこぼれ
地図を握って あてもなく

いろいろあったさ 離婚もしたさ
数々あるさ 男と女
なみなみ注いだ 酒あおり
いろいろあるさ 男旅

白々明ける 列車の窓に
お前の名前を 何度か書いた
春夏秋と 思い出抱いて
冬へと向かう ひとり旅

五月(さつき)の季節 手紙を書いて
お世話になった あなたへ送る
離れる町に 頭(こうべ)をたれて
地図を握って また歩く

いろいろあったさ くだらん事さ
数々あるさ 揉め事 ケンカ
なみなみ注いだ 酒あおり
いろいろあるさ 男旅
いろいろあるさ 男旅
いろいろあるさ 男旅
×