さよなら、嘘つきな二人

傷つくことが怖いから 傷つけることが出来ないよ
そんな優しい僕らはまた ただ朝を待つばかりで
なんだか切ない夜だな なんだか悲しい夜だ
いつか見た映画のような 奇跡を待ってる

僕のギターは壊れてるから 君は悪い夢ばかり見るから
部屋の壁にらんで 待ってたって自分の
都合のいいようには何も変わらないまま

「心を開いて傷つけたら この全てを伝えられる?」
君は涙を夜の隙間に隠した

小雨が降る寒い夜 月も見えない星も見えない
考えすぎて迷うけれど その言葉にそれ以上の意味はない
それだけのことさ

素直に言えない気持ちがあるなら 言葉に出来ない想いがあるなら
そばにいるから ただ泣けばいいよ

「心を開いて傷つけてよ その全てを伝えて欲しい」
君の涙も受け止めるから 今なら
僕らなら歩いてゆける何もなくても
ありのままで新しい朝を迎えよう
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