砂のしゃぼん玉

あなたの愛の深さ 疑うことも知らずに
暮らした月日が今は 砂のようにこぼれる
ひとつの嘘を許して 心を開いていたなら
いつかは笑い合えて 歩いていたかもしれない
この部屋のぬくもりと あなたのその匂い
想い出に鍵をかけ 残してゆくけど
ありがとう こんな私に
……愛をありがとう

子供のままでいてね 誰かを好きになっても
わたしのことは何にも 心配などしないで
煙草とお酒それだけ 最後の約束守って
あなたを嫌いならば こんなに自分を責めない
この街の空の下 あなたがいつの日か
想い出のシャボン玉 飛ばしてくれても
ありがとう こんな私に
……愛をありがとう

この部屋のぬくもりと あなたのその匂い
想い出に鍵をかけ 残してゆくけど
ありがとう こんな私に
……愛をありがとう
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