漁船の唄

さよならさ 俺は船乗り
灯台守の子供に手を振ろう
銀色の波の飛沫が 砕け散るのを眺めながら 行こう

みなしごの子守唄は
鯨の眠る 海へ続く
恋人たちの 囁き声に
憧れだけを残しながら 行こう
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