ゆうがおの丘

追いかけて ゆけばよかった
あのひとの こころの中を
知りながら 知らないふりを
していたの くるしかったわ
これでいいの
これでいいの
これで終りに なってもいいの
知りながら 知らないふりを
していたの

あのひとを 好きになったら
姉さんは かなしむでしょう
ふたりとも わたしは好きよ
好きだから 泣けなかったの
これでいいの
これでいいの
これでふたりが 傷つかないの
ふたりとも わたしは好きよ
好きなのよ

ゆうがおは なにも知らずに
あのひとの かえりを待つの
湯の山は みどりに暮れて
かなしみの 霧がながれる
これでいいの
これでいいの
これでわたしは 悲しくないの
泣かないで わたしはいるの
ゆうがおの丘
×