乙zz姫 (Sleeping Beauty Part3)

うむ、Lady
押し寄せてる
広げたてのひらにChance到来
運命が引き寄せてる
群がる街角にChance到来

ギクシャ、クしてた天気模様
あっけらかんに晴れあがる
よそいきの帽子かぶってんのに
頬杖ついてひとり窓際

誰彼か待ってんの?
眺めてばっか窓の外
ふわりと浮かぶシャボン玉が
きみの指先とまった刹那

ぱちんと弾けはじまりの
Return key押したら“出番です”
Be BopのBeatがきみの服に
Flamingo色の夏を描く

どうして醒めないの?
夢なのに
夢なのにずっと街中で

どうしてよべないの?
夢だけで終わらせない時間をStoryに

Showerにうたれ割れた硝子
Bldgに写りこむ黄昏時
Show Roomはみでた彼女のあし
水飛沫せまるHockneyの絵

Deskに散ったDesignの付箋
Focusはずす夜のBokeh
帰宅へ向かう渋滞の列
Present隠した背中の期待

悲観的でない
比較できない
ほどにStoryは唯我独尊
誰も褒めない
誰も褒めないってそりゃそう
きみは比較できない

悲観的でない
比較できないほどに都会には奈落の底
ありつけたOasis
やっとさ
Bed Roomにだけ甘えるきみは

どうして醒めないの?
夢なのに
夢なのにずっと街中で

どうしてよべないの?
夢だけで終わらせない時間をStoryに
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