神戸の落葉

これっきりに しましょうと
君はとつぜん 云いだした
恋は散りゆく つめたい落葉
灯りせつない 三宮
思い出ばかり むなしく浮かぶ 港町

いつもそばに いるようで
なぜか元町 にあう女
風に吹かれて 舞い散る落葉
うしろ姿が 消えてゆく
愛しているさ 今でも俺は 港町

霧にかすむ ポートタワー
やけに未練が つきまとう
ひとりしみじみ 手に取る落葉
こころ突き刺す 銅鑼の音
さよなら神戸 さよなら神戸 港町
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