幼い靴

木漏れ陽が射して 鼓動を揺らして 鼻歌唄って 前髪揺らして
明日を夢見て その口が特別で 汚した紐靴 遠い記憶

鮮やかな蝶々走って追いかけて 絵本の中の友達
いつしか迷って 泣き声響かせて 帰り道 迎えに来て

いつから白い服 綺麗に着れるようになったの?

その手を繋いで いつしか小さく
だけどこの手を守ってくれてるの
隣にいるとね、優しいその言葉を見失うの

木漏れ陽揺られて 懐かしい香り シロツメクサの冠
小さな世界で 想いを奏でて お菓子の缶詰の中

捕らえたアゲハ蝶 羽根が折れた 戻りたい 戻れない ごめんね。
もっと優しい人になりたいよ まるで あなたのような

悲しい言葉で傷つけないように
優しい思い出色褪せないように
見失わぬように あなたの好きな歌を口ずさんだ

その手を繋いで いつしか小さく
だけどこの手を守ってくれてるの
隣にいるとね、優しいその言葉に救われるの

見失わないように 今 声を聞かせて
見失わないように
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