冒険

此処にこうして集まった
それは偶然か必然か
背負うモノは別でなるモノは同じだった

脆い剣は時に錆びつき闘う自信を無くす
互いの声を道標に深い森を潜ってく

此処にこうして集まった
それぞれの役割を見つけ
至高の時の中で生き方を探している

たまには風に身を任せて時間の経過を楽しむ
やがて成し遂げる日を胸に高い空に手を握る

此処にこうして集まった
僕らの手はまだ塵の様

まだ何にも見えない何があるのか分からない
例えようも無い程遠くにあるはず
きっとあるはず

踏みしめてきた数々と
踏みしめてゆく数々と
例えようもないその何かを掴む為の冒険
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