縄文炎祭

夢まぼろしか うつせみか
愛(め)ぐむ微笑 美しく
その眼差しは さわやかに
命咲かせて 華の宴
燃えて 野を焼き 地を這い
白い衣 炎に染めて
踊る女神がそっと 身を焦がす
縄文炎祭に わたし祈るの

遥かに過ぎた 春秋(とき)想い
いつかいにしえ 鳥になり
女神のように 艶(あで)やかに
コブシ花咲く 舟形で
燃えて 彩る 季節に
愛の炎 心に秘めて
小国(おぐに)の川にそっと 手を合わせ
縄文炎祭に わたし祈るの

燃えて 野を焼き 地を這い
白い衣 炎に染めて
踊る女神がそっと 身を焦がす
縄文炎祭に わたし祈るの
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