ジェラシーには鍵を

眠ったその肩に
運んだブランケット
星がデッキへと舞い降りるの
夜の海へ
大きな指 ほどき
グラスを片付けた
子供みたいなの
私だけが知ってる

夜空に今 花束を
ジェラシーには鍵を
愛されればどんな時も
女ならやさしいわ

あの日の哀しみが
いつしか消えていた
長い八月が
波の上で揺れてる

愛されればどんな過去も
女なら許せるの

眠ったその髪に
小さなキスをした
沖の潮風が しおかぜが
愛の上で止まった

そして時が止まった
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