うちへお帰り

恋は麻薬 ひとときの物語
大人は誰でも それを知ってる
きみはやっと 人生の入口で
初めて飛んだ 小鳥のようだね

そんなに切ない目で
見つめてはいけないよ
街の明かりが消えていく
うちへお帰り

僕の袖をつかんで 足を止める
うつむくきみの瞳が 濡れてる

言わずにいる言葉を
こらえている言葉を
見透かすような三日月が
僕を笑った

長く歩いてきたね
きみの家が見えてきた
ドアが閉まるまで 見てるから
うちへ
さあ うちへ
お帰り
good night
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