あこがれ

四つ角をまがって一つめの
小さな露地を左におれる
あこがれの人の部屋の窓から
わたしの好きな歌が聞こえる
始めて人を好きになると
誰でもこんなになるものかしら
頭の中も胸の内も足の先まで彼のもとへ
だけど言えない
目と目があってもあなたのこと好きですなんて
こんな事では誰かにきっと先を越されてしまいそう
それとなく 好きな人が 今いますかなんて聞こうかな
それとなく 好きな人が 今いますかなんて聞こうかな

友達のことなら話さえ
まとめてあげることも出来るの
得意になってしてきただけに
いまさらお願いなんて言えない
あこがれは遥か空の彼方
このまま消えてしまうのかしら
悩みごとなにもないふりしても
いいことなんておこらないの
好きよ好きです
ひとりなるとあなたのこと以外なんにもないの
ほんとは弱虫だから強がり心はあなたに届かない
こんな時 だせもしない手紙を何枚も書いてます
こんな時 だせもしない手紙を何枚も書いてます
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