Lucky Stone

やぁ、どう元気?
いつの間にか 落ち着いた色が似合ってる
正午を過ぎた透き通る午後のなか
君はきっとラッキーストーン いい天気
インディゴブルーの月曜日を束ねて鞄にしまったら
欠伸をする掛け時計をゆっくり戻そう

木漏れ日に凭れるように安らいで微笑む君は
聞いてくれる 僕のことを
何の気なしにみんなが思ってるほど派手じゃないさと
崩れそうなキッシュを突く

ある日ふっとなくした秘密のカードを
使わずに言えるかな

さぁ でかけよう いつも君は 風薫る街が似合ってる
行き交う人の忙しいを逃れて
ありふれたバスストップ いい天気
モスグリーンの交差点をたたんで口に放り込んだ
過ぎた日々も明日のこともゆっくり話そう

生成りのシャツに隠れた戸惑いに君も気付いている
あの頃と変わらないね

さっきふと見つけた最後のカードを
伏せたまま言えるかな

さぁ 別れよう いつも僕ら 新しい街が似合ってる
微睡み出す 飴色の午後のなか
君はずっとラッキーストーン またいつか
インディゴブルーの月曜日を束ねた鞄を手にしたら
背中を押す腕時計と仕事に戻ろう
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