男の詩

胸にすがって まともになってと
可愛いあの娘は 泣いていた
かけてくれるな やさしい言葉
そんな値打ちは 俺にゃない

俺がすみなら あの娘は雪さ
明日逢おうと 嘘ついた
うしろ向き向き 消えてくあの娘
なっておくれよ 幸福に

のどでこらえる 泪の熱さ
それで男は いい筈だ
これが初めで 終りの恋よ
酒の力で 笑おうか
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