きみのうた

丸い目 ぴんくの唇
うねる 噛みつく猫
手足の長くて不格好なそれ
悪魔みたいなそれ

きみの手 真冬の道、空
ゆれる 眠気の中
嫌な夢を繰り返し見る
喉から消えない傷

小さな繰り返し 何億回だってできるさ
夜は強くなれるよ
きみなら歩けるさ
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