陽だまり

この鍵は使いふるしの
恋の名残り―。
あのひとの白い扉は
もう開けない

けれど愛ははてしなく
追いかけるあなたを…。

陽だまりに愛をあたため
春を待つの
傷ついた心で。

この街は淋しすぎるの
寒い日には
あのひとの噂ばかりが
風に散るわ

けれど愛ははてしなく
追いかけるあなたを…。
陽だまりに過去を埋めて
春を待つの
あきらめた心で
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