above

夜は理屈など手離してしまいたい
星たちも目をつむるだろう
あかりを消して 忘れようとつとめても
それでも考えてしまう

うまれてきたこと
しぬまでいきること
なぞをときだして
なぞがとけなくて

ぼくはどこにいて
ぼくはどこへゆく
なぞがあらわれて
なぞをときだして

流れた泪はどこへゆくんだろう
かなしみは留まるのに
どこかで誰かもおなじように
暗やみでごねてるんだろう

僕はなにをどれだけ愛しているか
たとえば君を愛せてるか

想いをそろえて
そろわなくなって
なぞをときだして
なぞがとけなくて

他のとならべて
他のとくらべて
なぞがあらわれて
なぞがなぞになって

忘れた記憶はどこへゆくんだろう
身体はここにあるのに
どこかでだれかもおなじように
屁理屈でごまかしてるんだろう
×