Ever ∞ Lasting ∞ Night

「すべてのはじまりを......」
「思い出してご覧......?」
「嵐の夜の手紙......」
「裏切られたのは、誰......?」
「亡くしたかった【現実】は......」
「棺の中に隠して......」
「今宵また演じましょう......」
「素晴らしい夜を......∞」

「不気味に赤い満月......嵐になりそうな夜......」
「こんな夜は......こんな夜は......」
「事件が起こりそう♪」
「......血を求めるヴァンパイア?」
「......牙剥ク、狼男......?」
「......フランケン、ノ、シュタイン、ニ......?」
「......招かれざる客......?」

「退~屈~す~ぎ~てぇ~~」
「退・屈・ス・ギ・テ......?」
「退!屈!ス!ギ!テ!」
「死んでしまいそうです♪」

「一体こんな夜更けに......」
「誰が何のご用でしょうか?♪」
「ごめんください、一晩だけ......泊めてくれませんか?」
「あらあら」
「夜の森は危ないね」
「早くお入りなさいな」
「招カレザル客ノ......」
「オ出マシデスヨ......」

「不気味な......嵐の夜......」
「何かが起こる?♪」
「それなら騒ぎましょ~?」
「夜明けまで......?」
「「目ガ覚メルホド......素晴ラシイ夜ヲ......」」
「「「「「「「見せて?」」」」」」」

今宵 世界を飼い馴らすように
主役の舞台の虜にして?
統べるように掴み取れ
【台本通り】のEncorE

やがて拍手に飲み込まれた【客】は
【刹那の永遠】に焦がれて
「素晴らしいこの夜が、続けばいい」と願う


「目覚めると、おや、不思議な......?」
「見た事もない景色、ですか~?♪」
「ここは何処!? 何故あの子は......」
「「「お人形なのでしょう!?」」」
「舞台セットもキャストも」
「「【虚】が【本物】になった!?」」
「今すぐ帰らせて......私の現実に......!!」

「明けない......夜の世界......」
「舞台は止まった......?♪」
「貴女が間違えたから......?」
「一人だけ......?」
「【演リ直シ】デ......?」
「完璧ナ夜ヲ......」
「「「「「「「紡げ?」」」」」」」

今宵 世界に飼い馴らされ
主役は舞台の【虜】になった
「私だけ、気付いてる......この世界はただの【偽物】」

皆、舞台に飲み込まれて
【刻】は【刹那の永遠】に変わる
「オカシイ!! と叫んでも、誰にも届かない......」


「盗まれたページは見つからず」
「時間だけが無情にも過ぎていく♪」
「どうすれば舞台は終わるのでしょう」
「どうすれば皆を助けられるのか......」
「主役が生きる限り、舞台は続く」
「だけど主役が死んでも、舞台は終わらない」
「【新シイ誰か】ヲ連レテクレバイイノ」
「ソシテ新シイ【PagE】ヲ紡ゴウ」

「やはり私がやらなくては......【皆】を救い出すために......」
握りしめたポケットに見つけたのは
「EndroLL......!? これで【皆】助かる......!?」

「今宵、【あの子】を飼い馴らして......」
「死んだ【彼女】を取り戻しましょう......」
「【真実】と【嘘話】を......」
「......すり替える為の【EncorE】」
「【あの子】にだけは秘密にして......」
「【皆】で、【現実】に帰るために......」
「【7人】で演じましょう......」

「......素晴らしい夜を......アッハハハハハハハハ」
「「「「「「「......!!」」」」」」」

すべてに裏切られた主役は
【誰か】の替えの9人目!?
完璧に仕組まれた
【台本通り】のBad ∞ End ∞ Night

やがて狂気に飲み込まれた主役は
亡くした【PagE】に焦がれて......
だけど【また】......、もう遅い
時間切れだよ......?

「......みーっつっけた」

今宵 世界を飼い馴らすように
主役の舞台の虜にして?
統べるように掴み取れ
【台本通り】のEncorE

優しい【嘘】に守られて
すべて忘れて、お眠りなさい
そして、【また】演じましょう......∞
「「「「「「「EncorEへと□」」」」」」」
「EndinGへと□」

震えるこの手にナイフを握らせ......
【望まぬ現実】に帰ろう......

True enD
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