吐息は花霞

似てると言われて ふくれてたけれど
不思議ね時が経ち 嬉しく思える

川沿い花霞 風に舞う春
見上げてばかりいるから 手を引いてくれた

会いたくて 会いたくて 微笑むあなたに
頑張ってるよと言えるように歩けているかな
会いたくて 会いたくて また来てしまうの
冬枯れ川沿い並木道も 吐息をかけたらまるで花霞

素直になれたら たぶん違っていた
不器用なやさしさもわかっていたのに

幾年 夏が過ぎ 街も変わったよ
伸ばした髪 見せたかった 何て言うかしら

会いたくて 会いたくて あなたを思った
今なら伝えられるだろうか 飲み込んだ「ありがとう」
会いたくて 会いたくて 大きな背中を
追いかけて夕暮れ伸びた影 幸せの形を切り取っていたよ

会いたくて 会いたくて 微笑むあなたに
頑張ってるよと言えるように歩けているかな
会いたくて 会いたくて また来てしまうの
冬枯れ川沿い並木道も 吐息をかけたらまるで花霞
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