私のいちばん美しい時を

ささいなことで 笑いころげて
わけなどなくて 涙ぐんだり
風のそよぎに ひとり心を
揺らしています 朝な夕なに
私のいちばん 美しい時を
このまま あなたにゆだねます
いつか若さが あせぬ問に
熱い心が 冷(さ)めぬ間に……

夜明けのモヤの 不思議な匂い
窓辺にゆれる 木もれ陽の影
そんな小さな 一つ一つが
胸にしみます 一日ごとに
私のいちばん 美しい時を
このまま あなたに ゆだねます
いつか季節が 過ぎぬ間に
夢を追うのが 似合う間に……

私のいちばん 美しい時を
このまま あなたにゆだねます
いつか若さが あせぬ問に
熱い心が 冷(さ)めぬ間に……
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