葉月のおわら恋一つ

はかなげに揺れる 葉月のおわら
あなたと出会った 真夏の風の盆
人の流れに ふと立ち止まり
そこに運命(さだめ)がありました
心を通わせた 夜しじま

夢でしたそれは 束の間でした
あなたに甘えた 真夏の風の盆
遠い昔に ふと返れたの
それで良いのと決めました
お酒の情(せい)ですね 恋一つ

これからもずっと あなたの事を
心にしまって 真夏の風の盆
めぐり来る日に ふと思い出し
そっとあの日に帰れたら
泣いてもいいですか 私だけ
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