Prologue

温かな 陽の中で
前髪を かきあげる仕草
私だけが 知っている
あの人の素顔

そのままで 話してて
ひと言も 聞きのがさないから
そんな風に 夢中になる時の
あの人の 目が好き

悲しい恋を してきたぶんだけ
優しくなれたから
あなたと 会うまでの 遠まわりを
してきて 良かった

これ以上 望まないと思っても
でも そのたびに
新しい ドアへ 誘いだす
あの人の 笑顔

悲しい恋を してきたぶんだけ
優しくなれたから
あなたと 会うまでの 遠まわりを
してきて 良かった
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